10年ちょっと前まで…2008年から2013年頃までは、Twitterどっぷり症候群だった。

Webがまだホームページと呼ばれていた頃。今や懐かしいWeb2.0という言葉すら出ていなかった頃。

旧TwitterのログやらこのブログのSNSカテゴリーを遡ると、どうもターニングポイントは2014年っぽい。Twitterの公式リツイートなんかが出始めたのもこの頃だったかと思う。

で、SNSが完全に企業側主導になったのもそのくらいの時期。利用規約が大きく変わったんだよね。確か。だもんで、以降は自分のブログに文章を残してる。

多分、この先も不定期ではあるとは思うけど、このスペースに散文を書く周期がくるんだろう。


今のリズムとしては、1ヶ月に1回くらいXを流し見してみる感じ。

比較的最近知り合った方も、無意識に今のXのインプレッション至上主義にがっつりハマってるんだなぁって感じる。脊髄反射で書いちゃってるもんね。色々。

Twitterが、かなり深いサブカルと見られてた2000年代の終わりからみてると、2024年の時点では、かなり一般化した文化をユーザーが無意識にもう一度サブカル化しようとしてるとも感じる。なんとなく、Xの母体企業もその方向に向けていて、人を減らそうとしてるのかな、とも。

一時期から、揚げ足取り目当てのユーザーにいちいち真面目に反応しちゃうユーザーが地獄絵図に巻き込まれてるっていう画をよく見かける。

しかも、2023年からはっきりとインプレッションを稼いだプレミアムユーザーには報酬が支払われるシステムになって、一層揚げ足取りがひどくなった。単純に、揚げ足取りをするとインプレッションが増えるからだ。


これまでは、そこまで強くSNS自体に拒否反応しちゃうことはなかったのだけど、昨年から特にXへの拒否反応が止まらない。ポストをやめたのも、見るのをやめたのも昨年。

こういう拒否反応は、どちらかというとFacebookやら現Meta社に感じることが多かったんだけど、がっつり拒否反応の順位が反転した。

おそらく、Meta社がプライバシーの利用範囲の逸脱を認めて、裁判で慰謝料をユーザー側に払うというのを何度も見てきているからかも知れない。旧Twitter社はそんなことは一切ない。後者もプライバシーの使い方は、かなりあぶない使い方してると思いますけどね。なんといっても、SNSのアカウントはとりあえずでも残しておく主義だった僕が、アカウント消そうかな、と思ったくらいだし。

そのXは、気づけば、意図がなくて悪意だけがある文章があふれて、僕がTwitterの初期にみた、多くのユーザーが意図を持って、ワクワクしていち社会を構築している感覚はなくなった。

ただ、向こう10年でどういうふうになるかは分からない。自分自身も、見たり見なかったり、書いたり書かなかったりするだろう。

いずれにせよ、今も昔も、SNSは水もの。

大事なことは、誰のものでもない自分のスペースに書き記しておくのがいいんだろうな、と再度実感したここ最近でございました。

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