今までもたまにお問い合わせ頂いたこの件ですが、日本での音楽活動を本格的に再開した今年になり、またお問い合わせ頂く機会が増えてきました。お声をかけて頂くのはありがたい話です。
しかしながら、2019年現在以降、聴力の障害のため、ある程度大きな音量での会場でのプレイ、あるいはご招待は原則としてお断りしています。ジャムセッションの場合もお断りしています。この障害は、少なくとも中期的にみて基本的に回復することはありません。このエピソードは、下記のブログ記事にも書いていますので、よかったら目を通してくださいませ。
ですので、改めてライブ活動は出来ません、そして、ご招待頂いたライブにも行けないことが多いですということをお伝えしておきます。
上記とともにこれも書いておかなければなりません。以降ライブは出来ないけど、僕のトラックはライブ活動で培ったVibesが多く詰まっている、と。
海外のミュージシャンに声をかけて頂くことが多くなったトラックメイカーとしての初期、あんたのトラックはきっちりタイムが合ってるだけじゃなくてちゃんとライブしてる、生きてるということを幾度となく伝えてくれるミュージシャンたちに恵まれていました。
これはまぎれもなく2000年代に多くお仕事として立ったステージでの経験がもたらしているからに他なりません。そして、ありとあらゆるジャンルの音楽のステージを経験したからこそ説得力のあるトラックになっているんだと自負しています。
日本の方の中には、スタジオプレイヤーやトラックメイカー専門でやっている人のトラックは「退屈」と言う方もいますが、全てが全てそうではないですよ。個人的にも好きな日本人トラックメイカー、アレンジャーの方も多くいらっしゃいます。
以下についても述べておきましょう。
プロとしてのキャリア初期から、特定の環境下で耳がバリバリと音をたてる症状に悩まされていました。それは、次の点のこと。
2003年から2006年に、とあるライブハウスでレギュラーバンドをしていました。そこのメンバーは全員アメリカから来た黒人さん。音もまあまあでかいんですが、不思議とバリバリと音を立てることはなかったんですね。きっちりタイム感があってるとバリバリ鳴らないことが判明してからは、少しずつDAW環境を整えていわば「自分の理想のバンドをPC内に作ったらいいんだ」と思ってやってきました。
ぶっちゃけ、関西から関東に移ったのも、耳の自衛のためもあります。あのままやってたら完全にダメになってたし、2年くらいしかもたなかったんじゃなかろうか。
現在、自宅のモニター環境のみで完結するシステムにして、ある程度トラックメイクや編曲についても制限事項を設けてからは、だいぶ楽になりました。
そして、数多くスタジオにもお邪魔しましたが、「ああ、やっぱりこのくらいの音量でいいんだよね」と納得できる方っていうのは、どの方もながーく一線でやられてる方ばかり。もうしばらくはライブについてはお休みします。再開時期は聞くな。俺が決める。
そんなわけで、2019年現在の耳の状態ならびにライブについてのお話でした。
t_tanaka
音楽家 / 編曲家 / Twitchストリーマー / フライトシマー。2001年よりプロの演奏家として関西を中心に活動。2008年より関東に本拠を移し、インターネットを使ったリモートでの音楽制作チームを結成し、以降は編曲家とチームマネジメントに特化した活動を続ける。







