BBCの番組で、あるコメンテーターの方が面白い見解を述べていた。SNSがあったからこそ、トランプ氏は当選できた、と。
特に強かったのがFacebookとTwitterの氏のポストだそうで、それで勝ったようなものだとも述べていた。
これらの劇場型SNS。共通してるのは、人の正常化バイアスがうまく利用できるってこと。自分が潜在的に持っている思想に近いポストにいいねするし、そういうのをよく見るよね。
それに、両SNSともアルゴリズムに自分の興味のあるポストを優先的に表示する機能がある。それをうまく利用したのがトランプ陣営なんじゃないかって。
そういえば、フレンドの人生のビッグイベントのポストには無意識にいいねするよね。先の選挙戦も、そういった人間の心理のある種の穴ともいえる部分にうまく働きかけて、些細なこともビッグイベント的にポストし、結果的にもともとマイノリティな飛び道具だった彼がSNSを通してなぜかどんどん勢力をつけ、見事当選。
あー、なるほどねー。
ちなみに、選挙戦時のトランプ氏の演説を見ていて筆者がすごいと感じたのは、難しい表現を一切使っていないこと。特に、政治に関する専門用語を避けていたこと。これ、FBやTwitterでいいねを多く獲得する投稿に似てるよね。小難しいトピックなんてみんなスルーして、面白動画やネタツイートにいいねするじゃないですか。僕もそうだし。
さて、果たして政治で「分かりやすい」のは良いのか、悪いのか。
t_tanaka
音楽家 / 編曲家 / Twitchストリーマー / フライトシマー。2001年よりプロの演奏家として関西を中心に活動。2008年より関東に本拠を移し、インターネットを使ったリモートでの音楽制作チームを結成し、以降は編曲家とチームマネジメントに特化した活動を続ける。







