ひとりごとでも何回も書いてるかもしれないけど、
僕は「ジャンル」って言葉が嫌い。
ただ単に便宜上便利だから使ってるんだけど、それ以上にはしたくないなって思う。


人それぞれの考えがあると思うけど、
僕はなんかね、ジャンルって言うと、その中で必死にそのジャンルに溶け込もうって言うか、
その中で究極を目指そうとしてしまう気がして。
あら?何かよく分かんないな。何て言うかなぁ…
「井の中の蛙、大海を知らず」的な受け止め方をしてしまうのね。未だに僕は。
「僕はこういう種類しかやりません、できません」とかは聴いてる人が決めたら良いんじゃない?
自分でもそういうことに気付く時はあるけど、そこで自分を限定してしまったら終わりだからね。
何でもやったる!的なものはいつでも持っていたい。
ロックにこのフレーズは無しだろう、とか、ジャズだからこういうノリでっていうのがすっごく嫌い。
音楽を聴く側とすれば、やっぱり無意識のうちにそういうなのを求めてしまうって事もあるよね。
でも、演奏する側がそんなこと考えちゃ絶対ダメ。
音楽で感動する時って、やっぱり音でしょ。音を作る空気とかにも感動する。
別にロックだとかブルースだとかに感動しないっしょ。
なんか、言葉にできずに「うわ、うわぁぁぁ」ってなるでしょ。感動した時って。
演奏する側もそれを持ってないと。
本当にいい演奏をしてる時って、誰より先に演奏する側がまず感動するもん。
例えばさ、セッションなんかで3コードとか分かりやすいからよく使うよね。
でも、分かってない人って、3つのコードとかスケールに縛られて、それを弾いてるだけになっちゃってるんだな。
極端な話、そんなのどうでもいいんだ。
波。曲の波。これが大事。セッションとか、これが無いとやってられないけどなぁ。
3コードで、代表的なのはブルースだけど、僕はアレの何に感動するかって言うと、
人それぞれに違う、波の作り方なんだな。
徐々に右肩上がりにもっていって、最後にどか~ん!って爆発するのに「うわぁぁぁ!」ってなったり、
右肩上がりにあげておいて、スパッっとどこかで流れを変えるのに度肝を抜かれたり。
そういう練習をしなきゃ、曲の波なんて本当に理解できないよ。
勿論、曲になってくるとそれだけじゃないけどね。
ただ、ブルース=3コードとか、ハードロック=ディストーションとか、フュージョン=テクニックとか、
そういう凝り固まった考えはやめて欲しいって事です。
たまたまそうなっただけなんだから。それが全てじゃない。
いいオンガクしましょう。


アバター
t_tanaka

音楽家 / 編曲家 / Twitchストリーマー / フライトシマー。2001年よりプロの演奏家として関西を中心に活動。2008年より関東に本拠を移し、インターネットを使ったリモートでの音楽制作チームを結成し、以降は編曲家とチームマネジメントに特化した活動を続ける。

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