俺も全然未熟やけど、楽器のレッスンをやらせてもらってます。
で、やってて嬉しいのが、どんどんその生徒さんの音がよくなっていくとき。
やり始めて1年も経たへん人とかもいてはるんやけど、
たまに3万円くらいの楽器が20何万する楽器の音を越える時があるんよね。
そういう瞬間に立ち会える時はホンマにうれしいなぁ。
やっぱり当たり前のことやらな。
あと、気持ち、貪欲さの部分も大きい。
自分自身で戦うこと。いっぱい傷ついてもそのたび這い上がってくること。
ある程度小手先がうまく動いたり、技をある程度覚えると、戦うことをやめる人がいるんやなぁ。
守りに入る言うんかな。
でも、なんぼ自分の前のほうにいっぱい防御壁作っても、
後ろから一突きされたら終わりやからね。
結局自分やねん。
道具がなんとかしてくれるとか、理論がどうにでもしてくれるとか、間違いじゃないけど、
それに依存すると危険すぎる。
スタイル、スタイルってよく言いますけどね。
それを自分の殻にこもる言い訳にしたらあかんねん。
線引きが難しいけどさ。俺もこれは自分に言い聞かせてやらなあかんねんけど。
スタイル云々言う前にやることあるんよな。
音楽に限らず、たとえば書道や絵、生け花もそう。
日常におけるほとんど全てのことがそうなんちゃうかなぁ。
いくら高価な道具使ってても、いくらいっぱい理論知ってても、
最終的に大事なんはやるべきことをやってるかどうか。
きわめて当たり前のことをやってるかどうか。
然るべき気持ちでちゃんと地に足つけて戦ってるかどうか。
俺は音楽のことしか分からんけど、
音楽って、極めて単純な足し算の積み重ねやと思ってる。
いきなり掛け算使ったら怪我するねんなぁ。
小さい数からちゃんと足してやって、そのたびに検算せなあかんねん。
今日はレッスンさせてもらってて特にそういう事を感じたなぁ。
いつも少なからずその気持ちというか心構えは再確認するんやけど。
「ありがとう」って生徒さん言うてくれはるけど、
こちらこそありがとうやわ。ホンマに。
俺もまだまだやるべきことがいっぱいです。
t_tanaka
音楽家 / 編曲家 / Twitchストリーマー / フライトシマー。2001年よりプロの演奏家として関西を中心に活動。2008年より関東に本拠を移し、インターネットを使ったリモートでの音楽制作チームを結成し、以降は編曲家とチームマネジメントに特化した活動を続ける。







