今回の沁みるシリーズは、大学の頃を思い出す曲。

1年の頃の学園祭バンド「まげわっぱ」でプレイした曲だ。

音楽家になる前の大きな分岐点がいくつかあるのだが、このバンドもまたその一つ。

当時の学内バンドの中では、どのバンドよりも数多く練習した自負がある。どのバンドよりも熱かった自覚もある。このバンドの練習から帰ってきた時に停めていた、当時住んでいたマンションの自転車置き場の画がすぐに思い浮かぶくらい、記憶が直結してる。

1年の頃だからというのもあって、あまり絡んだことのない先輩たちとのバンドだったというのもまたいい思い出に残っている。親しみやすいメンバーだったけど、同時にいい意味で張り詰めていた何かがあった。だからこそ、結成した夏から学園祭までの期間を走り抜けられたんだろうな、とも思う。

これからまた夏がやってくる。

夏になると必ず思い出す思い出。気づいたら遠いあの日になった。

今年、やけにこの曲を思い出すのは、先月13年ぶりに母校のあった場所に行ってきたからだろうな。


沁みるシリーズの過去記事はこちら。

沁みる02

沁みる

記事を気に入って頂けた方は、上にあるいいねボタンを押して頂けると嬉しいです。プロフィール:レコーディングディレクター、作編曲家、トラックメーカーのかたわら、レースシミュレーター・フライトシミュレーターのWeb管理、日英翻訳、フライトシミュレーター実況配信をやっています。滋賀出身千葉在住。WindowsとStudioOne使い / Spotify他各音楽配信サービスでアルバム、シングル配信中です。僕のセレクトしたプレイリストも随時更新中してます。 => Tetsuya Tanaka on Spotify