気付けばずいぶん前になるけど、あるミュージシャンとご一緒した。非常に力強いソウルをお持ちのとてもいい方で。いつもとても一生懸命でこちらもパワーをもらった。
でも、同時にそこまで自分を追い込まなくてもいいし、師匠と呼ばれる方の考えに忠実すぎてもどうかな、とも思った。だってやるのは自分なんだし、最終的に自分の骨格を組み立てるのは自分でしかない。実はその方法の幾つかが自分に合ってないということもある。
とはいえ、一生懸命というのはなかなか出来ることではない。
そんな一生懸命に頑張ってこられた方が、ふと力を抜いて初めて外に伝わるメッセージって意外に多いとも思う。力を抜くからこそというか。もっと言えば、必要以上にウンウン唸りながら力を入れすぎてしまうと大事なことが伝わらない。車で内気循環させすぎて窓が常に曇ってる状態。だからとりあえず窓開けようってね。
力を抜くってことを手を抜くことと勘違いされている方もいらっしゃるが、それは全然違う。勘違いされてる方も多いけどね。力を抜いた状態は自分にも相手にもスペースを作ることができて、初めてそこで色んなことができると思う。
願わくば、その方も他の方もいい方向にいきますように。
【2016-03-20一部修正】
t_tanaka
音楽家 / 編曲家 / Twitchストリーマー / フライトシマー。2001年よりプロの演奏家として関西を中心に活動。2008年より関東に本拠を移し、インターネットを使ったリモートでの音楽制作チームを結成し、以降は編曲家とチームマネジメントに特化した活動を続ける。







