遅ればせながら夏コミ参加者&スタッフの皆様、お疲れ様でした!
そして2日目にteam ISOブースに来て頂いた皆様、どうもありがとうございました!沢山の方にDVDを手に取って頂いてとても嬉しく思います!
前記事やそれ以前の記事にも書きました通り、夏コミは、僕も1曲編曲させて頂いたteam ISOのカバーDVD「る~む」の記念すべき頒布初日ということで、プロジェクトリーダー零さんをはじめ、参加者全員がとても楽しみにしていた日。当日はなんと磯さんご本人も売り子してくださるという何とも贅沢なブースでした。磯さんを始め、参加者の皆さんと実際にお会いするのは初めてだったのですが、あれやこれや色んなお話が出来て楽しい時間でした。
会場や打ち上げ会場でも零さんや磯さんが仰っていた事なんですが、この日に至るまで約2年をかけて企画を進められたんですよね。企画の初期段階で趣旨として伺って感銘を受けたのが、普段磯さんの曲をやらないような方がその方々の解釈で各曲をカバーして繋がること、そしてそこに磯さんもDVDの中のインタビューをはじめ、様々な面で協力して頂き、DVDという一つの作品にして皆さんの手に取って頂けたらいいな、ということでした。
色んな点で相互に繋がり合えるという素晴らしいアイディアだと思いますし、何より付加価値のある形にするというのはすごく大事なことだと思います。そうした理由もあり、僕も以来を受けた時は二つ返事でOKさせて頂き、その時の勢いで「キンクマブルース」のアレンジを7割がた仕上げちゃいました。
あ、そうそう。もうDVDをお手元にこの記事を読まれてる方は前前記事や前記事のレコーディング秘話なども併せてご覧くださいね。
そして、このキンクマブルース、編曲と全楽器演奏ならびにおまけのコーラスとともに、厚かましくも零さんに歌唱指導などもさせて頂いたんです。その中で最初から最後まで共通して伝えていたのが「ちゃんと歌おうとしないで」ということ。え!?と思われるかもしれないですがw特にこういうがっつりブルースアレンジの曲ではオンノートよりオングルーヴの方が重要だと思ってまして。たまに音程がずれても重要な所でハマったらOKなので、もう思い切って歌ってくださいね、と伝えました。そういう経緯もあってピッチ修正は一切やってません。助走とステップで本ちゃんのジャンプと同じ歩幅で行ける人なんていないですからね。そのためのホップ・ステップ。というアドバイスをしたなぁという事を今思い出したので書いときましたw
そういえば、磯さんとの接点を遡ると、その零さんの配信で磯さんの曲を耳にしたのが最初だったかと思います。確か「袖触れ合うも他生の縁」。自分はブラックミュージックから入っているのもあって、ファンキーなカッティングが光るこの曲と歌詞のコントラストがいいなぁと。あと、おこがましいとは思いますが、Vocaloidの特性もよく理解されてるなぁと感心したのも覚えてます。その後、縁があってTwitterでちょこちょこ絡んで頂いて、カレー的な要素も含めて今に至ります。
そんな磯さんや零さんのおかげで、今回の夏コミで初めてお会いした方々の間でもきっちり「カレーの人」で知られていましたw心の中でガッツポーズw
さて、惜しくも夏コミに参加できず「る~む」をゲットできなかったという方もご安心くださいませ。直近では8月19日(日)に行われるSUPER COMIC CITY関西18の緋澄さんのブースにて委託致しますとともに、その後のイベントにも参加予定ですのでそちらも決まりましたらお知らせしますね。
それでは残暑の厳しい時期が続きますが、「る~む」をお供に過ごして頂ければ幸いです。
Tetsuya Tanaka
記事を気に入って頂けた方は、上にあるいいねボタンを押して頂けると嬉しいです。プロフィール:レコーディングディレクター、作編曲家、トラックメーカーのかたわら、レースシミュレーター・フライトシミュレーターのWeb管理、日英翻訳、フライトシミュレーター実況配信をやっています。滋賀出身千葉在住。WindowsとStudioOne使い / Spotify他各音楽配信サービスでアルバム、シングル配信中です。僕のセレクトしたプレイリストも随時更新中してます。 => Tetsuya Tanaka on Spotify

