1st album 曲目解説
こちらでは1st album “home” の少し踏み込んだ解説をしてます。
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シンプルな8ビート。僕が大好きなビートでもあります。
これは最初から1曲目にもってくる前提で作りました。それもあって、よりシンプルに、よりわかりやすい曲にしたかったので、スケッチ段階で存在した装飾音符を極力削ってます。
これって実はミュージシャンにとっては結構勇気のいること。
でも、自分の新たな一歩を踏み出すには一番の近道。
これほどシンプルなのにミュージシャンによって解釈の違うビートはないと思います。それだけ個性がきっちりと反映されるリズムです。
そして、このリズムは無意識的に僕が音楽を知るきっかけとなったニューミュージックという音楽カテゴリーへのトリビュートでもあります。
実はもう一つこの曲を作る時に、大切な友人がやっているProtostarというバンドの曲へのトリビュートも込めてます。
丁度作っている時によく聴いてたんですよ。で、あのイントロの部分が好きなので、この曲で使っていい?とリーダーでドラムの吉田一哉くんに直接頼んでOKを貰ったという逸話がありますw
ぜひProtostarの3rd albumに入っている「ある曲」とも聴き比べてくださいね。
Moment
ウェストコースト寄りの16ビートファンク。これも僕が好きなリズムの一つ。
この曲のサビと同じメロディを持つTo-Funkの対のポジションの曲です。二つを聞き比べて楽しんで頂ければ幸いです。
このテンポでこのパターンでよくハマってしまうのが、軽くなってしまうことなので、きっちりループポイントをおさえてどの楽器も丁寧にプレイしました。
一足先にストリーミングで公開しているバージョンと違う点は、オルガンを再録音したのと、再ミックス及びマスタリングを行ったことです。
around afternoon
16ビートではありますが、ジャムしてる感じを大事にして楽器構成はかなりシンプルに作りました。アルバム中唯一パーカッションループが入ってる曲ですね。良いグルーヴを出してくれてます。
そしてこちらも初版からミックスとマスタリングをし直しています。
daybreak
ピアノバラード。
こういった曲は、昔よく作ってましたが、最近はご無沙汰だったので新たに書き下ろしました。ほぼ一発録りですが、やっぱり良いですね。こういう手法も。ミスタッチもそのまま残してます。
To-Funk
先程も書いた通り、Momentと同じサビを持つもう1曲がこちら。こちらが元曲というか、最初に出来た曲です。
こちらはBootsyやP-Funk寄りのどっしりした重いファンク。珍しくスラップしてる唯一の曲です。ベースのリテイク数の数ではダントツかも知れないですがwその分印象に残りやすいFunkyな曲に仕上がりました。
Popcorn Blues
ミディアムテンポのブルースです。このテンポ独特の泥々しさを感じて頂けると嬉しいですね。いろんな種類のブルースがありますが、このスローでもファーストでもないテンポがとても好きです。
そして、わざと離してダイナミクスと空間を得るドラムのマイキング、かなり好きです。マイキングの他にも、ドラムセットは、元音にエフェクトを殆どかけずミュートも最小限にして、これまたわざとダルダルのセットにしてるのも気に入ってます。何というか、ニューオーリンズにある場末のクラブのセットみたいな。
リズムパターン自体はシンプルなのですが、この手法でよりリアルな空気を味わえると思います。
Garage Jams
数少ないベースソロがある曲その2ですw
ジャム感を大事にした曲ですが、ギターの所謂ウーマントーンはきっちりした曲の中で初めて使ったので自分で聴いててとても新鮮です。
この曲のドラムは結構なローピッチなセットにしてます。こういうイビツなセットのドラムって大学時代に入ってたクラブのスタジオにあったドラムがモチーフなんです。特にバスドラの「ぼふっ」という音がそれに似通ってて好きですね。
そして、このハネた16ビートですが、クオンタイズで3連符にはしていません。普通のクオンタイズのスイングの部分をぐいっと上げてよりナチュラルにハネるようにしました。
ずっとそばにいたい
過去曲リメイク第1弾はパーディ・シャッフルです。今回、この曲のリメイクをするときにこのリズムでというのが念頭にありました。
パーディ・シャッフルするんだから、ベースもエレベでいこうかと一瞬思いましたが、少し不規則に動くシンセベースと相性が良かったのでそのままにしました。
そして、リメイクにあたり、間奏にシンセ&ギターソロを入れました。最近の自分の曲でディストーションを効かせたギターというのも珍しいので楽しく録りましたし、お気に入りのソロの一つです。
hold you
前の曲と同じくリメイクですが、こちらはなかなかギターのイメージが形に出来なかった曲です。
冒頭、中盤、後半の3パートに出てくるギター。それぞれ音色を変え、少しずつ少しずつ高揚していく感じとただ熱くなるだけじゃなくて、きっちりメロディを重視したかったので何度も録り直しましたね。ツイートで「ギタリストはやっぱすげぇ」と連呼していたのはこの曲のレコーディング中ですw
ちなみに、このテンポでの僕のドラムのイメージってのはイニシャルSGさんなので、もろ意識したパターンになってますw
Love
関西時代によく一緒にやっていたドラマー、杉浦方彦くんがこういうテンポのバラードを演奏する時によく比喩していた表現。
「ハリウッド100万ドルの夜景」
この曲はもろそのイメージですw
そして進行もメロディも極力シンプルにしつつも力強いバラードにしました。
School Days
1曲目と同じ8ビート。こちらは少しアップテンポです。
そう、このビートってテンポによっての印象が顕著に表れるんですよね。ここがまた面白いところで。
この曲のモチーフが学生時代だったので、毎日ワクワクする感じが出るこのテンポにしたのに加え、やはりというか1曲目と同じく、自分の音楽への入り口であったニューミュージックへのトリビュートも込めて。
ただ、1曲目との違いは、この曲にはBメロが存在しません。A→サビの展開。これって洋楽によく出てくるパターンなんです。なので、日本のニューミュージックと海外のポップスの間に立ってみましたという橋渡し的な曲でもあって欲しいですね。
とりわけこの曲が公開時から外国の方に人気でした。
home
最後の曲はベース弾かないって決めてましたw
パッドとギター。これまたシンプルな構成ですが、面白いことにこういう曲って印象に残りやすいんですよね。ビブラートノイズ等も入ってますが、僕はあえて削らないでそのままにしておく方がよりリアルになるので好きなんです。

