「前へ」という言葉を書く時、以前は遙か先を見据えて書いてた。今、こうして書く時、1歩或いは2歩ほど先のことを見据えて書く傾向がある。
1年前の今頃、とある友人の訃報で言葉を失った。今でも心のなかで大事な友人だ。遺してくれたSNSはしばらくは在り続けるだろうが、コミュニケーションIDを消すのにはすごい勇気がいる。よりパーソナルなものだからかしら。その友人の場合、コンタクトリストの一番最初に名前がある。当たり前に見えている名前が消える。なんとも言えない気持ちだ。

以前、身内の亡き後に電話番号を消すのにもすごく時間がかかった。コンタクトリストから消そうかと思ったけど、結果、電話番号は消して、名前と写真はそのまま残してある。当然かかってくることはもうないのだけど。
当然、亡くなった友人からメッセージがくることはない。でも、やはり今日現在まだ踏み出せてないんだな。しかし、1周忌であろう時期あたりに決断しようと思う。思い出が消えるわけではない。それを経て一歩前に進むきっかけにしたいものだ。願わくば天国でも友人が少しだけでもいいから同じ気持ちであってくれればいいな、と願いつつ。

t_tanaka
音楽家 / 編曲家 / Twitchストリーマー / フライトシマー。2001年よりプロの演奏家として関西を中心に活動。2008年より関東に本拠を移し、インターネットを使ったリモートでの音楽制作チームを結成し、以降は編曲家とチームマネジメントに特化した活動を続ける。







