ずいぶん前から公言しているので、ご存知の方も多いかも知れないが、
俺は音楽に関してはかなり雑食動物である。
この仕事やから当然と言えば当然ではあるんですが。


最近、50~70年代の日本のポップスの前身となった歌謡曲をちゃんと聴き直して、
前にも増して雑食度が上がった。
その年代のアメリカ音楽は聴いてたけど、日本のは結構ノーマークで。
改めて聴いてみると、かなり面白い。
その時代のアメリカ音楽はもちろんのこと、シャンソンにも影響を受けてる曲も多いなぁ。
あと、各国の伝統音楽とか、もちろん日本特有の演歌も。
今のポップスもいい曲は多いんだけど、大きく分けると、R&Bかロックの二極になっちゃう。
歌謡曲ってそうじゃなくって、もうありとあらゆる要素がいっぱい詰まってて、
なんだかんだ色々と音楽を掘り下げてきた今だからかなぁ、聴いててすごく楽しい。
そんな多種多様なバック演奏の上に、日本人でしか作れないメロディが乗るから、これがまた良い意味で「妙」。絶妙なんです。
で、海外のポップスってどの時代も「踊れる」「踊ることを前提とした」音楽ばっかりなんだけど、
日本ってそういう概念が薄いんですよね。
今、日本のポップスは何とかそういう概念を出そうとしてるんだけど、
でもね、歌謡曲の中には、逆転の発想で踊ることを前提としない音楽もあって、
それもまたいい味なんだ。
あぁ、これは日本人にしか出来ないや、と。
製作者の意図はどうかは分からないけど。
今になって歌謡曲の素晴らしさ、いっぱい発見してます。
歌謡曲を聴いたのがきっかけなのかどうか分からないけど、
それまで敬遠してたヘビーロック、メタル、ハードロック、ニューメタルなどのゴツゴツ重めの音楽にも触れるようになってきたなぁ。
なんかね、僕って一つの音楽にストイックに向き合ってる時期が続くと、
真逆のモノを欲する癖がある。
ふとしたきっかけでハロウィーンとかドリームシアターとか聴いてみると、
やっぱり良い刺激を受ける。
最近聴いて「おー」と感じたのが、ニューメタル。
普段全然やらない音楽なのもあって、面白い。
そんな波がどば~っと押し寄せた後は、AORにちょっとハマり気味。


アバター
t_tanaka

音楽家 / 編曲家 / Twitchストリーマー / フライトシマー。2001年よりプロの演奏家として関西を中心に活動。2008年より関東に本拠を移し、インターネットを使ったリモートでの音楽制作チームを結成し、以降は編曲家とチームマネジメントに特化した活動を続ける。

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