Facebook投稿より
この3ツイートをリツイートしている方が多くいらっしゃいました。

以上引用。

医療に携わる方全員が全員こうやって偏向なしに真摯に患者と向き合ってくれるといいけど、現実はそう上手くいってないよね。

父の病気で2つの医療機関と関わった。2つとも同じ診断で同じ余命予想。
しかし、1つ目は投薬に関する具体的なデメリットは挙げなかったし、投薬する予定の薬に関する資料も最後の最後でようやく出した。
そこには「レベル4以上のがん細胞に有効な確率は20%。グレード3以上(日常生活に支障をきたす程度)の副作用を発症する確率は75%」とはっきり書いてあった。

2つ目の医療機関は、主治医が「投薬も無意味ではないですが、生活レベルはぐっと落ちて延命できる可能性もあるとはっきりは言い難い状態です」と伝えてくれた。

現状のガン医療に不足しているのは技術ではなく、心のケアだとも感じた。
どこのガン医療拠点病院にもケアセンターがあって、そこで外来以外での相談をすることが出来るので、問題はないように見えるし、
事実、僕自身もそちらで化学療法を受けて完治したという方に会うことも出来た。

しかし人によっては医者でないと信頼出来ないと、足を運ばない人もいる。
重病を宣告され、限られた時間でうまく自分の希望と医療側の提案を擦り合わせられることが出来る人間なんてそう多くないと思う。

「あなたはガンです」「良性か悪性か今は分からないけど腫瘍が発見されました」

あなたはこう言われていつも通りの判断や思考が出来ますか?
あなたに近い人がこう言われていつも通りのサポートを的確に出来るんですか?

フランスでは、パーキンソン病、ガン、認知症の3つは精神科医がそれぞれの担当医とタッグを組んで医療方針を議論する。
その人や家族が一番のQOLとしているのは何かをとにかく最初の1~2週間で重点的に聞く。精神科医は本人はもとより、家族側のケアをする。
聞けば、重病宣告をされて軽度重度問わずPTSDを発症する確率は6割超らしく、まずその症状緩和に時間を割いて、それから話を聞く。
提案より先にとにかく聞く。それこそ、この人はこういう趣味があって~とか、高校時代は~など、病気と直接関係ない話もなるべく沢山聞く。

方針なんて自分で決められると思う人もいるだろうが、宣告を機に、或いは過去に精神疾患にかかった人に自分で決めろというのは酷な話ではないか。
だから家族や近い人のサポートが必要だし、その人達のケアも必要。
本人をはじめ近い人がなるべくフラットな精神状態でないと本当にいい決断と決断は下せない。

今回の父の件でお世話になった2つ目の医療機関でのサポートは素晴らしいものだった。
外来診察でも本当に沢山時間を割いて考えてくれて、聞いてくれた。一番近くで見ている母のケアもとても良くして頂けた。僕ら夫婦とも沢山話をしたり相談して頂けた。
何より、この選択のおかげで家族全員がまさに大団円を迎えることが出来たというのが素晴らしいと感じた。

引用先のツイートをリツイートした人の中に、こういった精神面へのサポートの重要性を理解してくれている方が一人でも多くいらっしゃるといいな。

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Tetsuya Tanaka と申します。記事を気に入って頂けた方は、上にあるハートボタンを押して頂けると嬉しいです。プロフィール:レコーディングディレクター、作編曲家、トラックメーカーのかたわら、レースシミュレーター・フライトシミュレーターのWeb管理、日英翻訳、ドローン操縦士をやっています。滋賀出身千葉在住。WindowsとStudioOne使い / Spotifyでアルバム配信中です。僕のセレクトしたプレイリストも随時更新中してます。 => Tetsuya Tanaka on Spotify