立て続けの発表。パーティーグルーヴィ、夕暮れのたそがれ、と来たあとは、

「寝る」がテーマ。

そういう生活送ってみたいよね。

少し前にアップした”Farewell-“と同じくピアノのみをフィーチャーしている楽曲ですが、ふんわり空間系な楽曲になっております。

なんにも考えたくない時や寝る前におすすめなやつ。

Equipments

DAW
Presonus Studio One Professional 4.5

Piano
Pianoteq6 Standard

Master
Pre – Presonus Binaural Pan
Post – iZotope Ozone8 – New Age Vintage (Editted)

Behind the Track

大学時代に一度この手のジャンルにドはまりした時期があったり、作曲家としてのお仕事の最初のものはピアノ曲だったり、十八番なカテゴリーでもあります。

“Farewell-” との差別化した点で最も重視したのが、メロディを押し出さない。メロディなのかコードなのか…でもうすーくメロディですねくらいに留めています。

メロディが強いと追っちゃうんですよ、人間って。そうすると寝れない。

だもんで、Farewell以上に音符の配置に気を遣ったほか、一番気をつけたのはベロシティ。鍵盤を叩く強さです。ピアノ弾きの方なら分かっていただけるであろうこの感覚。そして、残響音の残り方。

ちなみに、この曲も「1日シリーズ」の1曲。まさに1日以内でマスターまで仕上がったピアノ曲でした。

トピックとしては少し離れるかもしれませんが、Spotifyを愛用し始めて以降、愛聴しているプレイリストが Sleep / Deep Focus / Lo-Fi Beats / Peaceful Piano あたりのいわゆる Chill 系全般なんですよね。Atmo系も大好き。それもあって、久しぶりにこういう空間バンザイな曲を発表できて嬉しいです。

Process of the Track

AメロとBメロは録音も含めて15分くらいでした。Cメロは追加で入れたんですが、いいアクセントになりました。この時点で一度寝かせて、翌日にピアノロールエディットとマスター。

最近のピアノ曲では必ず登場するPianoteq6。今回の音色は Steinway B Dreamy というプリセットそのままだったと記憶しています。

「寝る」をテーマにしているということもあって、4分の3拍子にしました。先述したメロディを追うということにもつながるんですが、4分の4あるいは4分の2は生活に馴染みまくっているので、専門的な音楽知識がなくても無意識に追っていってしまうんです。

だからというのもあってこの拍子を採用してはいるんですが、気をつけないといけないのが、三拍子や三連符というのはダンス音楽や宮廷音楽でビートを刻むために用いられる点。下手すると”Step 2 Funk”みたくバッキバキにダンスっぽくもなるんですね。

なので、三拍子にしながらビートとなる要素は排除しました。

マスターに使ったのはOzone8のNew Age Vintageというプリセットなんですが、やっぱりiZotopeのVSTってよく出来てるよなぁ、とまた実感した次第です。音の大きさとEQカットの帯域をどこにするかという箇所以外はそのまんま。

ただ、初版をスマホスピーカーで聴くと、リバーブのせいもあって思ったより歪んでいたので、ちょっとレベル調整し直したものを上げ直しました。それでもまだ残ってはいますが、1日シリーズってことで、ここでエディット終了。

作品集等に収録する際にはまた調整すると思います。

Ozone8を導入する前は、こういうピアノ楽曲のミックスからマスターって面倒だったんです。色々。特に音圧の上げ方がヤらしい質感にならないので好きなんですよね。Ozone8。

Tetsuya Tanaka と申します。記事を気に入って頂けた方は、上にあるハートボタンを押して頂けると嬉しいです。プロフィール:レコーディングディレクター、作編曲家、トラックメーカーのかたわら、レースシミュレーター・フライトシミュレーターのWeb管理、日英翻訳、ドローン操縦士をやっています。滋賀出身横浜在住。WindowsとStudioOne使い / Spotifyでアルバム配信中です。僕のセレクトしたプレイリストも随時更新中してます。 => Tetsuya Tanaka on Spotify