2020年、シトロエンはWRCにワークスとして参加しないことを決定しました。

これはシーズン終盤から囁かれていたことだし、過去のシーズンをみても、休止前のチームのコメントは「ドライバーとはもう1年契約がある」の一点で通すパターンが決まっていて、長くWRCを見ているファンであれば誰でも「ああ、これは決定だな」と分かるくらいのことでした。

ただね…僕はチームのオフィシャルステイトメントがあまりに幼稚な文面でびっくりしたんですよ。

「オジェが2019年をもって我がチームからの離脱を決定したことにより、トップ級のドライバーがいなくなってしまったので2020年シーズンは参戦しないことになりました」

ですって。おい、オジェさんのせいにすんなって。まあ、上記はちょっと意訳も含めてますけども、英語が理解できる方ならこの意味は分かるってくらい嫌味に溢れてる。これさー、仮にもメーカータイトルをかけて登録したワークスチームの声明だぜ。あとさ、トップ級のドライバーがいなくなったって、ラッピがまるでいなかったみたいに聞こえますけど。2位結構獲ってますけど。

ホントね、一言で言ってないわー。幼稚過ぎる。

今シーズン、トヨタで参戦したミークさんが「シトロエンからもらった通達はあまりに幼稚な文面だった」とインタビューで言ってたんだけど、頷けるね。

なにはともあれ、オジェさんですらシトロエンの首脳陣を動かすことは出来なかったくらい、彼らのエンジニアリングやチーム運営は凝り固まってるのかね。我々が作ったこの車は最高に決まってるって、ドライバーに責任を押し付けちゃうのかね。ミークさん在籍時もだいぶ頭でっかちな気がしたけど、この選手権離脱のコメントで僕の中での彼らの評価は芳しくないものになりました。いい加減ローブさんの幻影を追うのはやめてくれ。でないと、次にハイブリッドWRカーで復活した時も今の二の舞になるんじゃないかしら。

そんなわけで、シトロエンの撤退を受け、ストーブリーグは来たるべき大きなニュースを残しています。未だ契約を結んでいないドライバーたちはどこに行くのか…やっぱりこの時期って楽しみなことが多いよねー。

Tetsuya Tanaka と申します。記事を気に入って頂けた方は、上にあるハートボタンを押して頂けると嬉しいです。プロフィール:レコーディングディレクター、作編曲家、トラックメーカーのかたわら、レースシミュレーター・フライトシミュレーターのWeb管理、日英翻訳、ドローン操縦士をやっています。滋賀出身横浜在住。WindowsとStudioOne使い / Spotifyでアルバム配信中です。僕のセレクトしたプレイリストも随時更新中してます。 => Tetsuya Tanaka on Spotify