このnoteを読んで、あぁ、もうホントそれ!と頷いてしまった次第である。

世界中の日本音楽プロモータが『日本の音楽業界人と英語でコミュニケーションが取れない』と愚痴を言っています。

これを読んでまず最初に思い浮かんだのが、昔からよく使われている誤用英語の一つなのだけど、まあそれはこの際置いておこう。

確かに、包括的に他言語で話を進められる音楽業界人は少ない。これは音楽だけに限らなくて、漫画やアニメ、ゲームを作る世界にいる方もそうなのだ。「音楽なんだから音がコミュニケーションになる」理論も間違いではないんだけど、音だけならそう。ただ、モノを作る過程で共同作業することの方が多いのだから、それに使う言葉くらいは知っておいて損はないし、知っておけばおくほど「そういうことまで出来ますか!」と驚くこともある。

2年ほど前にカナダに留学したのち、仕事に復帰した時に「それが言いたかったの!それを分かって欲しかったの!」って超上機嫌で当時のボスに言われた。その後、プレイヤーとしてだけでなく、正式にディレクターとして活動させてもらう場が増え、今もその経験が随所に活きてる。

他の国の方と仕事する機会は単発であれば幾つでもあるでしょう。でも、継続してやりたいなら、ある程度は身につけたいよね。上のノートの田中さんが仰るアーティストの方々も別にペラペラではないけど、仕事の上で困らない程度には身につけてる。

あと、英語が出来ずに惜しいことをしてるのは権利関係なんだけど、これについてはまたの機会にでも。

思わずノートに共感して書きたくなったことでした。