2011年頃に流行った”The Interviews”というサービスで頂いた質問から音楽関連のものをまとめてみました。

Q:ベースを始めたきっかけは?

A:下のインタビューでもチラッと触れていますが、ちょっと掘り下げていきましょうか。

きっかけはイトコが弾いてたので真似したい!僕も弾きたい!と親に懇願した時ですね。そのイトコも後日一緒に楽器屋に来てくれて楽器とアンプ選びにアドバイスをくれました。確か京都の楽器屋だったと思います。

そして、高校時代のお休みの後、どうやって再開したのかも書いておきましょう。

これは、大学に入ってから名ばかりのフォークソング部と言うサークルに入ったんですが、見学に行った先にたまたまベースがあったので、それで先輩方とセッションしたのが再開のきっかけです。これは大きかったですよ。その流れで同級生や先輩とバンドを組むことになったり、それがきっかけで他のクラブの人達とも仲良くなれたりしましたし。そしてこのきっかけがなければ今のお仕事もしてなかっただろうし。大学1年の時にやった初めてのセッションと、「7」「まげわっぱ」この2つのバンドは今振り返ってもとっても大きななくてはならない突破口でした。
2011-09-13 01:19:06


Q:愛用弦とゲージ、交換インターバルについて教えて下さい。

A:ベース:Elixir 045 065 080 100 130
5弦のいわゆる一番オーソドックスなゲージです。訳あってディスカウントで入手できるのでここ数年はずっとElixir。交換インターバルはこのところ年に2回くらいでしょうか。アクティブPUのベースで弦がElixirなら頻繁に変えてもプレイフィーリングが多少良くなるだけでそこまで音質は変わらないと思いますよ。

ギター:DADDARIO 010 013 017 024 034 046か009 011 016 024 032 042
たまにErnie Ballに変わります。その時に手に入れやすい方を使います。プレイ頻度が少ないのもあって、こちらも年に2回換えればいいくらいです。

ちなみに”home”レコーディング中も途中全く換えませんでしたw
2011-09-10 21:32:48


Q:プロになるぞ!と決心した瞬間て、なんでしたか?

A:高校最後の文化祭の時です。

このインタビューにも書いた毎年恒例500人の前でのステージ。最後の年は機材が多くて仕事中の母親に運搬を手伝ってもらい、ステージを見ていってもらいました。そしてステージ後に「良かったで」(関西なので)と言ってもらえたこと。

これがきっかけです。

ライナーでも書いた通り、アルバム”home”の一番最後の曲は両親へ向けての曲なのです。そのきっかけのお礼の意味ともう一つ結構重要な意味も。良かったら聴いてくださいね。
2011-09-10 16:01:47


Q:アルバム「home」をレコーディングした時に使用した機材(楽器・録音機器)を答えられる範囲で

A:そういえばライナーページにも書いてなかったですね。いい機会なので書ける範囲で。

Bass:Bossa OBJ-5(4代目&5代目)
Bass Amp Simulater:LINE6 BASS POD XT

Guitar:Bossa OG-3,Yamaha SA-700
Guitar Amp Simulater:LINE6 POD 2.0,Native Instruments Guitar Rig 4

Cable:Custom Audio Japan(型番忘れた),Belden 8412

MIDI Keyboards:KAWAI MDK61II

A/I:M-AUDIO FireWire 410

Synthesizers:Native Instruments KOMPLETE6の中に入ってるやつ(KONTAKT4が多かった),FXpansion BFD2,Toontrack EZ drummer,他もあった気がするけど忘れたw

Organ:Roland VK-8M

DAW&Mastering:実は日本ではやってる人は殆どいないちょっとした合わせ技をしてます。フルアナログ環境には負けますが、これにより仕上がりも少しアナログっぽくなるのです。お仕事上で使ってる技でもあって企業秘密な部分は多いですが、一つ言えることは、必ずしも有名な最新版のDAWソフトが一番いいとは限らないってこと(使い勝手はいいですが)と、Macでは出来ない(OSの仕様にも起因してどのバージョンでも不可能)ということです。ソフトウェアの対応状況も含め、だから僕はWindows環境を使い続けるわけです。

とこんな感じでしょうか。何かしら色々忘れてる気はしますが、ある程度コンパクトな環境ですね。

ベースの録音時ですが、全てLINE6とライン直(まぎらわしい)のミックスです。曲によってそのバランスを変えます。Bossaベースのライン直の音が非常にクリアなので、例えばTo-Funkなんかはそちらを多めにミックスしてます。

また、ギターはGuitar Rig4を使うことも多いですが、ベースは絶対VSTを使いません。自分的にはベースのVSTは種類も含めて発展途上だと感じていて、まだ実用には至ってないからです。あと当然ながらレイテンシーがあるので、タイムとグルーヴを作るのに最も重要なベースでそれがあるのはちょっと。

シールドに関してですが、ベーシストだから低音重視のものを選んでいるかというとむしろ逆で、高音域がくっきり出るけどヤらしく出すぎない物を基準に選んでます。Bossaの楽器はギターもベースも低音が元々しっかりどかんと出てくれるのでシールド側で補足するとちょっとボンヤリしちゃうんです。あと日本の殆どの環境で低音重視のシールドを選んじゃうと、特にアナログな録音環境ではかなりもやっとしてしまいます。DAWではそこまで目立たない印象ですがそれでもやっぱり。それこそLAの環境みたいにある程度パリッと仕上げたい時は、ある程度フラットな特性で、高音が得意なものを選ぶといいでしょう。ま、一番早いのはLAでレコーディングすることですw
2011-09-10 07:41:47


Q:歴代の愛用ベースについて聞かせてください。

A:初代はYAMAHAの初心者セットでした。4弦。型番は忘れましたけど。初心者向けなのか24フレットでもミディアムスケールだったのは覚えてます。今思えば良くも悪くもそれなりの音でしたが、自分をベースの道に導いてくれた思い出深い一本ですね。

2代目はFender JapanのJazz Bass。4弦。白のボディにワインレッドのピックガードでした。これは大学に入ってすぐ買いましたね。ただコンディションがどうとか関係なく買っちゃったのでとっても弾きにくい反り方をしてましたw若さ故か力でねじ伏せてましたっけw音もまたじゃじゃ馬でね。でも僕的には気持ちいいスポットに入った一本です。

3代目はYAMAHA BBシリーズの今は生産されてないモデルで型番失念。5弦。大学時代後半にNathan Eastに憧れて手にした初めての5弦です。彼を真似るためだけに買ったといってもいいですねwシグネイチャーモデルではなく下位モデルだったので、これまたよくネックが反った思い出が。ちなみにお仕事し始めた初期の頃はこれを使ってました。

4代目からBossaになります。OBJ-5。5弦。

初Bossaは一時期自宅近くで委託販売されていたショールームで買いました。Bossaのモデルはどれもそうですが、5弦がきっちり鳴るしどのポジションの音もボンヤリしないしレンジも広いというのが気に入ってます。ブラウンのラッカー塗装も然り。所有2年目あたりでPUをBossaの最新のものに変え、その為ボディには弾痕のような痕が残っています。

5代目も同じくOBJ-5。5弦。前代のがショールームにあった物を買ったのに対して、これはセミオーダーモデルで現在のメインです。僕のアルバム”home”中ほぼ全曲でその音色が聴けます。ちょうど材が届いた直後に工房に伺い、直接選びました。前代より軽い材なんですが、よりどっしり&くっきりした音色。塗装はナチュラルフィニッシュでこれもまたお気に入りの要因の一つ。もうなくてはならない一本ですね。ちなみに軽めの材を選んだ理由は長時間のステージでも自分がヘタらないようにですw
2011-09-09 22:27:59


Q:ベーシストじゃなかったカレーニスタに聞いていいか分からないんですがギター初心者の私はどんな練習したらいいんでしょうか

A:まず第一においしいカレーを食べることです。カレーうどんはダメです。僕も美味しく頂くときはありますが断じて認めません。

ギター初心者の方ということですが、単純にこれ弾きたいと思った曲を弾きましょう。有名な曲などは楽譜やバンドスコア(ギター含め全パート譜)が売ってる場合も多いのでそれを買って楽譜ってこう読むのかと体感で覚えていくのがいいんじゃないでしょうか。好きな曲なら例え楽譜の読み方が分からなくてもだんだん分かっていきますし、難しい曲でも知ってて馴染みのある曲の方が楽しいです。

あと「初心者のための~」みたいな本を一冊持っておくのもいいかも。別に必ず買う必要はなくて、例えばコピーする上で楽譜の読み方が分からない時に調べるとか、部分的な使い方をした方が効果的かも知れません。ああいうのは辞書みたいなもんです。今だったらWebに基礎的なことはほぼ載ってるのでそれを検索するのも手ですね。

ギターや音楽に限らずですが、初心者だからこれをやれば正解ってのははっきり言ってないです。自分で能動的にやりたい事をやっていく、その上ですることを自身で判断するってのが上達へのショートカットじゃないでしょうか。
2011-09-20 00:03:11


Q:僕はバンドを組んだり等してないので自分で好きな曲を練習しているのですが、自分の気にいる曲はことごとく弾けません。弾ける気配が微塵もありません。そこで自分でもできそうな曲を探すのですが、好きな曲でも無いのでモチベーションが上がりません。どうしたらおいしいカレーが食べられますか?

A:そうですねー。まずは弾ける部分を大事にしましょうか。ここだけは負けないというくらいまで弾きこみましょう。たかだか20回出来るようになってもそれが本当に「弾ける」ようになっているかは疑問符がつくんですよ。要はモノに出来ているかどうかなので。そして、弾けない部分。これはどうして弾けないかを分析して書き出すのはいかがでしょう。

さらに、できそうな曲或いはできる曲で好きになれそうな曲をもっともっと探してみてはいかがでしょう。例えば好きなプレイヤーのルーツを探るのもなかなか面白いですよ。逆にそれをしないと本当に「弾けた」ことにはならないと僕は思ってます。

何故かというと。ここでカレーの話になります。仮にあなたがココイチだけにしか行かずに「あそこのカレーが一番なんだよ」とか他の人に言っても説得力ないですよね。自分で美味しい店を求めて食べ歩くうちに自分の元々の好みとともに気付かなかった共通点などがゆっくりではありますがどんどんつながっていくわけです。音楽にしてもそういう事は言えるんじゃないかなと思ってますので、カレーを探求するような姿勢で向かい合ってもらえたら、同じ音楽を愛する者としては嬉しい限りです。
2011-09-15 19:39:14


Q:どんな学生時代でしたか? 思い出話などを聞かせてください


A:ある時期は教室で〇〇をして後始末を超絶早くやったり、ある時期は色んな音楽のセッションを数多くやったり、楽しい学生時代でした。

せっかくなので音楽に焦点を絞ると、確か保育園の頃からピアノを習ってました。これは小学6年までずっと。当時は男子でピアノっていうと変わった目で見られましたが、それは気にならなかったです。まあ習ってた教材よりも、当時流行っていた歌謡曲やニューミュージックを耳でコピーすることを覚えてからは練習せずにそっちばっかり弾いてました。ただ、今思えば教材も耳コピーも大切な財産ですね。

中学に入るとベースとギターを始めます。イトコが聴いてた&弾いてたBOOWYの影響です。ベースはYAMAHAの初心者向けセット、ギターは布袋さんモデルのペイント落としたバージョンを持ってました。そういやBOOWYや布袋さんもほぼ耳コピーで取りましたね。ああいうバッキング主体の音楽から入ったのは今思えば土台を作るのに最適だったのかも知れません。そういえば、ピアノをやめてから現在まで弾き方やメソッドなどはほぼ独学です。そしてオリジナル曲を初めて作ったのも中学の時。MTRは持ってなかったのでラジカセの重ね録音でした。

高校時代は一番目に見えて色んな事を学んだ時期です。音楽部に入って部室においてあったEOS B500を触って以来シンセサイザーの楽しさにハマります。シンセといえば当時は小室先生絶頂期。TM NETWORKからTKプロデュースの楽曲まで幅広くコピーしまくりました。とにかくコピーして「なり切る」のが楽しかった時期。初ライブも高校時代ですが、これまた贅沢なことに学校の文化祭で500人の前での初ステージでした。しかも2ステージ制。TM NETWORKのコピーでした。3年連続で立たせてもらったステージですが、1年目は前が見れなかったのを今でもよく覚えてます。でも「あぁ、緊張したなぁ。出来もイマイチやったし」と次の日に自分のクラスのドアを開けるとクラスメイトからの賞賛と労いの嵐。本当に嬉しかったです。あぁ、こういう事でもちゃんと評価してくれるんだ、と今の道に進む第一歩だったかも知れないですね。2年目はCOMPLEXのカバーとオリジナル曲。3年目はglobeとオリジナル曲をやりました。
機材は、高校時代前半は部室のB500、後半ははB700とQS300にギターはレスポールとストラトにZOOMのマルチ(型番忘れた)をかましました。MTRも部室にあったのでよく借りてました。顧問の先生にブーブー言われながらもwほぼ部室で何でも出来たので本当に恵まれてたと思います。ちなみにベースはこの時期お休みしてました。

と、思ったより長くなってしまいましたので、現在に一番影響が大きい大学の時のエピソードは新しいインタビューが来たら書きますw
2011-09-09 17:42:53


Q:社会人になりたての頃のエピソードなどを聞かせてください

A:大学の時からこの仕事を始めたのでどこからが社会人というのか分かりませんが、とにかく手探りでした。まあ色んな交渉に失敗しましたよ。それだけ学ぶことは多かったですけど。

座右の銘の項目とも被るんですが、だから手段の枚数を持っておくってのは大事だなぁと痛感しましたね。あと各手段を磨くことも。あと思うのは、形成されてるコミュニティに属さないで良かったってことでしょうか。思考が止まっちゃうので。属しちゃうと磨くことをやめちゃうんですね。それが当たり前だと思ってしまうから。

曖昧で申し訳ないですが、こんな感じ。
2011-09-09 17:41:39