席がえ

Written, Composed, Arranged by Tetsuya Tanaka


あしたも この席で キミと授業 見える横顔
それだけで 自転車 こぐ足が 少し早まる

同じ班のキミ 隣の席のキミ
「消しゴム貸して」なんて 言い合ってたよね
すぐ近くのキミ  友だちの一人
「また明日」 なんてまた 言えると思ってた

社会見学 みんなの企画
終わると 二人で 笑い合った

あの日ね 私はね キミのこと 気になり始めた
もっとね 知りたいの キミのこと 言えないけれど
あしたも この席で キミと授業 のぞく横顔
それだけで 自転車 こぐ足が 少し早まる

友だちと話す 休み時間のキミ
少し離れただけなのに 長い10分間
私を見てくれない 席に戻ったキミ
「ねえなんで こっち向かないの?」なんて 言えたらいいのに

明日は席替え もう一度となりは
キミがいい 話せなくても いいから

あの日ね 私とね 笑顔で話してくれたキミ
もっとね そばにいて 恥ずかしくて 言えないけど
あしたも あさっても となりがいい ただそれだけ
どうして この胸は こんなにも 苦しいのかな

運命の くじ引き 思わずキミの席を聞いた
やっぱり そうだよね そんなうまくはいかない
机を 運ぶ時 ふと落ちる キミの教科書
「ありがとう」 素っ気なく 言うキミも 大好きだった

あれから 一言も 話せずに 別のクラスで
すれ違う 意識して 近づけないままの 卒業
今ごろ あの席の キミは 元気でいてくれる?
「ありがとう」 あの頃の 切ない 私の1ページ


©2019 Tetsuya Tanaka, Curry ‘n’ Groove Studio

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