前記事より続く災害時のことです。震災関連の情報により快く思われない方は当記事を閉じてください。無理しないでください。

しんどい時はテレビ、ラジオ、ネットを消して

こういった記事は、今回の震災だけでなく、過去の震災被災者にとってはとても辛いものです。そして、被災地に親類や知人がいらっしゃる場合も気が気ではないでしょう。ネットだけでなく、テレビ、ラジオなどから流れる絶え間ない震災関連の情報。

はっきり言います。しんどくなったら情報を遮断しましょう。無理して知る必要はないですし、知らないことを気に病む必要は全くありません。まずテレビ、ラジオ、携帯を消して少し休みましょう。目を閉じて深呼吸をしましょう。可能であれば横になりましょう。

それは全然ダメじゃないです。むしろそうすべきだと筆者は思います。心労が思わぬ病気を引き起こすこともありますから。とにかく力を抜いて楽にしてください。

あなたがそこにいることがとても尊いことなんです。

何も出来ないことは罪じゃない

特に知り合いが現地にいらっしゃる場合、一刻も早く形のある支援をしたいと思うのは当然です。これらを使って欲しいと急いでパッキングされる方もいらっしゃるでしょう。また、比較的近くの方は実際に持っていこうとされる方もいらっしゃるでしょう。

でも、それは少し待ってください。

道路が寸断された地域も多いなか、現地はいまだ建物は片付いておらず、倒壊の危険がある建物も多く残ります。通常の物流はストップしています。ですので、今は公的機関をはじめプロの皆さんがあなたの代わりに一生懸命現地で頑張っています。彼らに任せてください。少しずつ物資は届いています。逆に今、物流を安易に混乱させてしまうと届くべき物資が届く時間がかかってしまいます。

辛いとは思いますが、今は待ってください。東日本の際も、我々一般人の支援が本当に必要になるのは本震があってから1ヶ月~2ヶ月くらい経ってからです。
それまで何も出来ないと嘆かないでください。あなたがそう思ってくれるだけでみんな救われてるんです。

むしろ今は被災者以外の方は普通の暮らしを普通にすることが何よりの支援なんです。
あなたがそこにいて、被災者の方を思ってくれることは本当に尊いことですから、安心して。届いてます。