英語に関して一部で言われている、ある種一般的なことだけど「実はそれ、ちょっと違う」ってこと。

英語に敬語はない?

あります。アメリカ英語でも、イギリス英語でも。
イギリス英語の方が敬語(にあたる丁寧な表現)の種類は多いです。

星を多く獲得するようなレストラン等では、ある程度敬語が話せないと入れないという場合もあります。

英語はすべてダイレクトな表現?Yes or Noははっきり?

日本語と同じように、少しへりくだった or マイルドな表現もあります。時に2択の答えを濁すこともあります。特にイギリスを始めヨーロッパ方面。

LとRの発音を使いこなせなければ英語じゃない?

そこまで神経質にならなくてもいいです。イギリス英語では、特にRの発音は弱めです。


Youtube等で英会話レッスンの動画をご覧になると、上記のようなことを目にした方もいらっしゃるでしょう。それらが間違っているというわけではないんです。「ちょっと違う」んです。

というのも、日本では一般にアメリカ英語で教育を受けます。アメリカ英語では、上記のようなことにあてはまるような事例もあります。そして、何よりアメリカおよび北米留学を目指す方や、その地方に住みたいといった方ならば、知っておいて損はないTipsです。

でも、世界ではイギリス英語をベースに教育を展開する国も多いです。どちらが絶対というわけではありません。国の文化によっても表現方法は違います。同じ英語でも、アメリカ英語とイギリス英語で全く違う表現になる事象も少なくありません。日本でいうと各地域の方言にも近いでしょうか。

そして、面白いのは、歌(特にポピュラーソング)になると9割がたアメリカ英語の発音になります。これはイギリスのアーティストでも、アメリカのアーティストでも。

もし英語を本格的に勉強して、将来に活用したいのなら、どちらの英語のニュアンスも少しずつ知っておくのがベターでしょう。


個人的な経験の一つですが、オーストラリアで、現地の方にゴミの分別のことについて聞いた時、Garbageと言っても「え?」という顔をされたので、あ、そうか!違うんだ、と気付きました。ゴミのことはイギリス英語でRubbishです。Top GearやThe Grand Tour大好きな筆者は、Jeremyおじさんが何千回と使うその単語を実際に使えて はぴはぴはっぴー!! でしたw