ある元有名バンドのギタリストがアマチュアバンドの大会に出場、なぜ?その真意を聞く

ヤフーニュースがソースなので、上記リンクは早めにご覧ください。

このインタビューの掲載はとても有益で良いものだったと思います。

2017年現在、様々な事情もあって、ネットを主体に発表をしている方と、ショーケースライブをメインにされている方は半分ずつくらいと聞いたことがあります。そのどちらにも、このインタビューにもある勉強不足は強く感じます。これ、アマチュアだからということでもないんですね。その少し上のセミプロあたりの方の勉強不足がそのままアマチュアの方に引き継がれているというか。

音楽をやるうえで、一般論があるのは事実です。スタジオはデッドのほうがいいとか、この辺の機材は押さえておいたほうがいいとか。でも、それが有用かどうかは疑問を持ってます。このインタビューの3ページに

――アマチュアの方は、やはりシビアな所まで捉えられていない?

 特に日本はそこが一番ダメだと思います。まずスタジオが吸音し過ぎなんです。だから、本来は演者同士が倍音とかの混じり方で「今の良かったよね」という感じになるんだけど、そういうのを全く消してるような状況で練習しているから。

――“デッド”過ぎる?(編注:響きがあるのをライブ、響気がないのをデッドと表現する)

 うん、そう思う。アメリカとかの方が、リハーサルスタジオとかではなくて、近所の誰かの家のガレージとか納屋で練習していた方が、よっぽどちゃんと響くから練習になると思うし、良いミュージシャンが生まれる率も上がりますよね。

この辺なんかは顕著ですよね。10年以上前からこのブログで書いていることなんですが、面白いことに、音の反響や定位を調整するエンジニアが実は録音環境がデッドすぎることに気づいてない、あるいはそのことがそもそも念頭にないことも多いんです。だから出音や出来上がりがしょぼくなってる。

どんなスタイルでも、どんな音楽でも、点と点をつないで線にしていっていい音楽になっていくと思ってます。これから音楽を志す方は、それぞれの点をバラバラに追い求めるのもいいけど、線をつなぐ方法を突き詰めていって欲しいですね。

Tetsuya Tanaka(田中哲也)

当サイトに関するアンケート実施中です(ここをタップ or クリック)。5分ほどで終わりますので、どうぞ宜しくお願いします / 田中哲也(Tetsuya Tanaka)です。レコーディングディレクター、作編曲家、トラックメーカーのかたわら、レースシミュレーターのWeb管理、英語関係や旅行関連のお仕事もやっています。滋賀出身横浜在住。WindowsとStudioOne使い。