こちらのブログに「自然気胸」あるいは「気胸」でヒットして来られる方も多いので、どんな感じだったか、どんなことが印象に残っているか等書き記しておきます。

記事一覧

自然気胸になったその時に書いた記事一覧は以下の通りです。
自然気胸
気胸で入院 初日の巻。
気胸で入院 2日目~初体験の巻~
気胸で入院 3日目~管が抜けるの巻~
気胸で入院 ~エピローグ~

発症した時

2003年の夏頃だったと記憶してます。自然気胸になったその時、つまり異変を感じた時は、心臓辺りに強い痛みを感じ、同時に息がすごく苦しくなりました。両症状とも尋常ではなかったので、すぐに近くの病院に駆け込みましたが、急患はとり合ってもらえず、近くのベンチで症状が収まるのを待ちました。その後、実家のある滋賀のかかりつけの病院でレントゲン、呼吸器科で有名な病院に紹介状を書いてもらい、発症から1週間後にそちらに入院となりました。

レントゲン等の検査後分かった自分の容態

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まず、かかりつけの病院でレントゲン撮影をしてもらって分かったことです。

  • 左胸の肺の空気が3分の1ほど抜けている状態
  • 診断名は自然気胸
  • かかりつけの病院はオペ予定が詰まっていたため、県内で呼吸器科といえばここ、という病院を紹介して頂きました。1週間後、紹介された病院にてレントゲン撮影、後者で更にMRI撮影して頂きました。それにより分かった症状は次のとおりです。

  • かかりつけの病院で撮ったレントゲンとほぼ変わらず小康状態
  • 少しだけ空気が抜けた状態であれば自然治癒もあり得るけど、これは内視鏡手術が必要
  • 手術~退院までは通常4~5日
  • 退院後2週間で抜糸
  • 仕事復帰の時期は任せるが、退院後1週間ほどは安静をオススメ
  • 最初に発症してから進んでないのが何より良かったらしく、これ以上症状が進むと開胸手術となったらしいです。今はもしかするとほぼ内視鏡でやっちゃうのかもしれないですが。とりあえず、診断して頂いた2日後に入院、次の日に手術という予定が決まりました。

    発症した際の自分の肉体的・精神的状態

    先述の通り、2003年の暑い時期になったのですが、その時、体重がとてもじゃないけど少なすぎる、と医師に言われました。痩せすぎでした。病院で測った際は50kg(身長は178cm)。心肺能力と体格がとてもじゃないけど吊り合っていなかったんですね。元々痩せ型ではありましたが、平均55kgくらいはありました。なぜ50kgまで落ちたのか。それはストレスにあると思われます。

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    その時期は仕事もあまり思うようにいかず参っていた時期でした。しかし、ずっと自分が悪いと思って自分を責め続けてましたね。人生で一番ストレスフルな時期だったと思います。色んな意味で不要な無理をしてましたね。良い教訓になりました。それ以降、当時関わっていた所とは仕事していないうえ、全く違う場所でいい出会いもあり、ステップアップ出来たので、結果的に縁を切ってよかったと思います。

    自然気胸になる原因

    現在もその原因ははっきりとは分かっていないですが、こういう方がなりやすいという傾向はあるみたいで。

  • 長身痩せ型(170cm以上に多いらしい)
  • 不規則な食生活をしている
  • ストレス過多
  • 喫煙者
  • 運動不足

  • 自分もそうだったんですが、こういう方は自分で当てはまってることに気付いてない。特に精神面は気付きにくいですが、無理をし過ぎると体調はあからさまにおかしくなります。自分を必要以上に追い込む状況に追いやらないでくださいね。喫煙者の方でなってしまったという場合、喫煙そのものが実はストレスということもありえます。その場合は、明らかに喫煙があなたの身体に合ってないので、やめる良いきっかけになるかも知れません。

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    退院後~数年間気をつけたこと

    おかげさまで手術も無事終わり、2週間後に抜糸とのことでした。抜糸といっても糸は治癒すると溶けるので、結び目だけちょっきん。その後約1ヶ月強で傷口は塞がりました。

    退院後は、とにかく体重を増やすために1日3食バランスよくきっちり食べました。食べる量もそれまでより1.2倍~1.5倍ほどに。それとともに運動習慣をつける。自分の場合はほぼ毎日30~40分のウォーキングをし、軽い筋トレも始めました。

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    ここで大事なことは、向こう数年間、場合によっては10数年自分で続けられる習慣をきっちり続けることです。治りきってないのに無理してかえって体を壊したり、張り切りすぎて続けられなかったら何の意味もありませんから。なので、ランニングではなくウォーキングにしたというのもあります。僕はランニングという響きだけでも「いやもう結構です」ってなりますからw

    あと、精神面。既に書きましたが、とにかく無理をしないで余裕を持って過ごす。変な仕事は受けないか人に代わってもらう。納得出来ないならそう伝えるか別の案件に取り掛かるなどなど。案外そうすることでいい仕事が回ってきましたので結果オーライです。自分で振り返ってみて、職場や関わっている仕事自体がストレスのもとなのであれば、環境を一新したり、別の仕事についてみるのも悪くないですよ。

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    現在の状況

    当記事執筆時点で手術から12年ほどですが、おかげさまでそれ以降自然気胸にはなっていません。身長は178cmと変わらないですが、体重は68kgから70kgで推移するようにしています。この体重まで来ると、食べるだけでなく、体型維持も大事ですので、やはり定期的に筋トレをしたり、一時期よりも炭水化物は控えめにしたりしています。寒い時期以外はウォーキングにも出かけますね。有酸素運動は持久力アップにもなるしやっぱりいいです。

    そして、精神面。無理だと思ったらゆっくり休む。休めない環境には自分を置かない。溜め込まずに人に相談する。

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    まとめと、今、自然気胸の疑いがある方へ

    こうやって挙げていくと、一つ一つはとても単純で簡単なことなんですよね。僕自身も気胸になって以降、別に何も難しいことはしてませんし、考えてません。先述のように、原因がはっきりわからない自然気胸という病気だからこそ、原因と思わしきネガを一つ一つ潰していくだけという。そしてドツボにはまらないようにする。よく考えると全部当たり前のことなんですが、当時の自分に自然気胸という形で教えてくれたのかも知れません。結果としてなって良かったと今は思いますね。

    今なっている方、疑いのある方でこのブログにやってこられた方は、とりあえず無理をせず病院でしっかり診察してもらってください。治療に移る段階になって初めて余裕がある程度出るので、そこからその後のライフプラン(というと大げさですが)を見つめ直してみてもいいかも知れません。願わくば、乗り越えられた後の人生がより良いものになりますように。

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    Tetsuya Tanaka(田中哲也)

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